日本人もAlipayで海外送金はできるのか

最近日本の店のレジなどでよく見かけるようになってきている「Alipay」という表示ですが、一体どのようなツールなのかご存知ですか？今回はそんなAlipayについて紹介、海外送金できるのかどうか解説いたします。

Alipay（アリペイ）とは

Alipay（アリペイ）は、中国の巨大企業アリババグループが提供するスマートフォン決済サービスです。中国の決済市場で非常に人気があり、利用者数は10億人を超え、決済額のシェアは54％にも達しています。

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参考元：https://www.alipay.com/

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世界450以上の金融機関と提携しており、日本国内では30万箇所以上で利用可能な決済サービスを展開しています。このサービスの主要な特徴は、スマートフォンアプリを通じたQRコードによる決済方法で、これは日本のPayPayやLINE Payが採用しているシステムと似ています。

Alipayで海外送金することは可能なのか

結論からお伝えすると、日本からAlipayを利用して海外送金することはできません。

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Alipayは、送金機能を提供しています。しかし、これは中国国内のユーザーに限定されており、中国国内にいる利用者が他のAlipay利用者へ送金することのみ可能です。決済サービスとして利用することがほとんどです。

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そのため、海外送金を行いたい場合は、CurfexやWise、Payforexなどのオンライン送金サービスを利用することをおすすめします。三井住友銀行やゆうちょなどの金融機関でも海外送金ができますが、着金までの時間が長く、手数料が高めなので、低コストで迅速な送金を希望する方はオンラインで完結できるサービスを利用しましょう。

中国のAlipayユーザーのアカウントに送金する方法

先ほど、日本にいるユーザーがAlipayから送金することはできないとお伝えしましたが、実は日本から、中国にいるAlipayユーザーのAlipayアカウントに送金する方法があります。それはWiseを利用する方法です。WiseはAlipayとパートナーシップを結んでいるため、中国にいる受取人にお金を簡単に送金することが可能です。以下のような手順で送金することができます。

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1. Wiseの個人アカウントにログインし、中国元への送金手続きを開始
2. 受取人を選択または新規追加する
3. 支払い方法としてAlipayを選ぶ
4. 受取人の名前とAlipay ID（メールアドレスまたは電話番号）を入力
5. 送金の目的を選択する
6. 全ての情報を確認し、入金を行い、送金する

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参考元：https://wise.com/jp/blog/send-cny-instantly-to-alipay-users

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送金の対象者

Alipayのアカウントを持っている中国市民であれば、誰でも資金を受け取ることができます。

送金の上限

1回の送金の上限は50,000 CNY、受取人1人あたりの年間上限は500,000 CNYです。また、各受取人には毎月5回の送金上限があります。これにはWise以外のサービスからの送金も含まれます。

送金国に応じて最適な送金サービス会社を選びましょう！

今回は基本的なAlipayの利用手段や海外送金できるのかどうか解説しました。Alipayは中国では主要なサービスですが、国により利用できないこともあり、様々な国に海外送金を行うこともできません。中国在住の方にはおすすめできるツールではありますが、海外送金を行いたい場合は、対応範囲が広いサービスを利用ください。そうすることで、迅速で低コストな送金を行うことが可能となります。

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