海外送金

被仕向送金手数料を解説!各銀行の手数料を比較

海外送金における被仕向送金(送金の受け取り)には、様々な手数料が発生することをご存じでしょうか?当記事では、被仕向送金にかかる様々な手数料を紹介し、各銀行の手数料を比較してお得に海外送金を受け取る方法を解説します。

被仕向送金の仕組み

参考元:https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/kaigai/column_0001.html

海外送金が国内送金と異なる点は、送金銀行と受取銀行が直接やり取りをするのではなく、中継銀行(コルレス銀行)を経由し送金が行われるということです。また、送金手続きの中で日本円と外貨との両替も行われます。そのため、海外送金には国内での送金より長い時間や高い手数料がかかります。

被仕向送金にかかる手数料とは?

海外送金の受け取り時に発生する各種手数料について解説します。送金にかかる手数料には送金人が負担するものと受取人が負担するものがあり、被仕向送金にも様々な手数料がかかります。

受け取り手数料(被仕向送金手数料): 受取側の銀行(日本の銀行)が課す手数料です。円建て・外貨建て等の条件で手数料が異なる場合があります。

その他にも以下のような手数料が発生する可能性もあります。銀行や中継先によっては送金者に発生する場合と受取人に発生する場合があるため、気になる方は送金を予定している、もしくは受け取りを予定している銀行へ問い合わせてみましょう。

語句の説明

  • リフティングチャージ:同一通貨での送金時に発生する手数料です。通貨の両替がない場合に引かれます。
  • 為替手数料: 通貨の両替が行われる際に、通常の為替レートに上乗せして銀行が徴収する手数料です。
  • 中継銀行手数料: 送金先と受取先の銀行の間に入る中継銀行が徴収する手数料です。

参考:https://www.smbc.co.jp/hojin/otetsuduki/sonota/kaigai/

このように、海外送金には様々な手数料がかかります。そのため、なるべく手数料を抑えて安く送金するためには、各銀行や送金サービス会社の手数料を比較すると良いでしょう。

被仕向送金手数料に消費税は発生するのか

基本的に、海外送金の手数料には消費税はかかりません。銀行や送金サービスのサイトにも非課税であることが明記されており、消費税の追加コストなどの心配はありません。

参考:https://grancers-group.com/articles/countries

各銀行や送金サービス会社の被仕向送金手数料について

では続いては、主な銀行と送金サービス会社の被仕向送金手数料がどのくらい発生するのかご紹介いたします。

みずほ銀行の場合

  • 被仕向送金手数料:2,500円

参考:https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_forex_individual.html

三井住友銀行

  • 被仕向送金手数料:1,500円

参考:https://www.smbc.co.jp/kojin/fee/resources/pdf/fee_gaikoku.pdf

Wise

  • 被仕向送金手数料:基本的には無料

参考:https://wise.com/jp/pricing/receive

以上のように海外送金を受け取る銀行や送金サービス会社により、被仕向送金手数料の額は異なりますので、必ず事前に確認するようにしましょう。

被仕向送金手数料について明確化した上で海外送金を受け取りましょう

海外から送金を受け取る際は、被仕向送金手数料の有無や金額を事前に把握しておくことが重要です。知らない間に発生した追加コストや、想定以上に手数料が差し引かれて受取金額が減少することを避けるためです。不測のコストが発生しないよう、事前にリサーチを行い、必要に応じて金融機関や送金サービス会社への問い合わせを行い、明確な情報を得るようにしましょう。

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