被仕向送金について解説!海外送金のスマートな受け取り方とは
被仕向送金とは?
「被仕向送金」または「海外被仕向送金」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その意味をご存じですか?この用語は「ひしむけそうきん」と読み、海外からの送金の受け取りを指します。支払う側と受け取る側を区別するために、それぞれ「仕向送金」と「被仕向送金」と呼ばれます。当記事では、被仕向送金について、その仕組みや事前に準備しておくといい情報を紹介します。
被仕向送金のメカニズム
![](https://assets-global.website-files.com/648eaf3be4170c021e825467/65b1f96aded15890eb801723_uPKXKb-E1hxBmAxHRbcIB18YgzVZJ7xhU04o5SajLPcuxZw7-3HwhoYQUOCgcUoa4zQ9so8ATIIUEWHr5GgcjQEl4W0KRe46D_XMnqM4AojIcRultsVVPpDQtTD-1z_IPat8vdKiXoxZwHQdYPYOJaY.png)
参考元:https://www.digima-japan.com/knowhow/world/15503.php
海外の銀行と日本の銀行は直接的な繋がりがないため、送金はSWIFTと呼ばれる国際的な銀行ネットワークを経由して行われることがあります。SWIFTとは、銀行など金融機関同士の国際的な送金インフラであり、SWIFTを介した送金では、途中に中継銀行を経由してお金が送られる仕組みです。
被仕向送金にかかる手数料
被仕向送金にかかる手数料には、送金手数料、受取手数料、中継銀行手数料、為替レートの差異によるコストなどが含まれます。これらは、送金の方法、金融機関、送金額、送金先の国によって異なるため、具体的な金額を知るには、利用する銀行や金融機関に問い合わせるのが最も確実です。
被仕向送金に必要な情報
海外送金を受け取るには、銀行や口座の情報など、以下の情報が必要になることがあり、もしくは送金時に送金者が以下の情報を記載する必要がある場合もあります。また、これらの情報は全て英語表記で記入します。
受け取り銀行の情報
受取人取引銀行名、SWIFTコード(8桁)※
三菱UFJ銀行
- 銀行名:MUFG BANK,LTD.
- SWIFTコード:BOTKJPJT
三井住友銀行
- 銀行名:SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
- SWIFTコード:SMBCJPJT
みずほ銀行
- 銀行名:MIZUHO BANK, LTD.
- SWIFTコード:MHCBJPJT
楽天銀行
- 銀行名:RAKUTEN BANK, LTD.
- SWIFTコード:RAKTJPJT
※11桁のコードを求められた場合は末尾に「XXX」と記入します。
支店名、支店住、:支店名は○○○ BRANCHと記入します。(楽天銀行の場合、HEAD OFFICEと記入します。)
受取人の情報
下記を記入してください。
- 受取人口座名義
- 店番号、口座番号
- 受取人口座番号は、[店番-口座番号]○○○-○○○○○○○ の形で記入します。
- 住所、電話番号
その他
送金の目的について
※ 記入例
![](https://assets-global.website-files.com/648eaf3be4170c021e825467/65b1f969734ebd797bc1bfc3_1icQ3jiXi2ZX9bPPqduYGyTkzpoB3Rq-vd7_If0bFn1gt2K276ijDzXM-7frjVWJJWP65bL5rnl-qDbSdDHKA-hZOOU78IabeWkK5VsaztW-6culAMAA6QW2IlaOHVFkA6q9WGF0rM4u8rZ7E4GgDRE.png)
参考元:https://wise.com/jp/blog/overseas-remittance-purpose
被仕向送金の仕組みを理解して、スムーズに海外送金を受け取りましょう
被仕向送金は慣れないうちは複雑な手数料や英語表記に戸惑うかもしれませんが、当記事を参考に、必要な情報を手元に用意しておけばスムーズに手続きを進めることができるでしょう。銀行各社の手数料を比較検討して、コストを抑えてスマートに海外送金を受け取りましょう。