海外送金

日本と韓国間の海外送金を詳しく解説!

日本と韓国間の海外送金を詳しく解説!

日本から韓国へ送金をする際に、準備するものや知っておきたい情報、おすすめの送金方法などを比較しながら紹介します。

海外送金のプロセス

日本から韓国へ資金を送る際の基本的な手順は以下の通りです。

  1. 日本の金融機関で送金手続きを行う。
  2. 送金された資金を円から送金通貨へ両替する。
  3. 送金金融機関が取り扱っていない場合、日本または韓国の銀行を介して処理する。
  4. 韓国の金融機関が資金を受け取り、受取人の口座に入金する。

日本から韓国への送金方法

日本から韓国へ送金する方法と、それぞれの特徴を紹介します。

韓国系銀行からの送金

SBJ(新韓)銀行、ウリィ銀行、KB国民銀行など

  • 日本に支店を持つ韓国銀行を利用しての送金。
  • 自動送金サービスなど多様なオプションが利用可能。
  • 手数料や送金限度額は銀行によって異なる。
  • 仕向銀行と被仕向銀行が同一の場合、着金が早く、手数料が安いことが多い。
  • 日本国内の支店が少ないことがデメリット。

都市銀行からの送金

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など

  • 主要な都市銀行を利用しての送金。
  • インターネットバンキングを利用した海外送金サービスが増加中。
  • 手数料は比較的高いが、専任担当者がいる店舗では手続きがスムーズ。

ゆうちょ銀行からの送金

  • 韓国の郵便振替口座または銀行口座への送金が可能。
  • 全国に多数の支店があり、アクセスが便利。
  • 米ドル建ての送金となる。

ネット銀行からの送金

楽天銀行、PayPay銀行、ソニー銀行など

  • 楽天銀行などのネット銀行を利用しての送金。
  • 手数料が安く、支店に行く必要がない。
  • 手続きに日数がかかることがデメリット。

資金移動業者(送金代行)からの送金

SBIレミット、Wise、Paypalなど

  • 日本の資金移動代行会社を利用しての送金。
  • 通常の国内振り込みの要領で利用可能。
  • ウォン建て送金や非会員の場合、送金金額に制限がある。

送金前に知っておきたいこと

送金時に発生する各種手数料や為替レートは利用する送金サービスやタイミングによって異なるため、事前によく調べておくことをおすすめします。

海外送金の為替レート

日本円で送金し、韓国ウォンで受け取る際、送金を担当する金融機関が通貨を両替します。日本円から韓国ウォンへの直接両替が不可能な場合、米ドルを介して両替することもあります。

2023年12月6日現在、1日本円は8.91418ウォンとなっています。為替レートは常に変動するので最新の情報をチェックしましょう。

参考元:https://www.xe.com/ja/currencyconverter/convert/?Amount=1&From=JPY&To=KRW

海外送金に関連する手数料

海外送金には「送金手数料」「受取手数料」「中継銀行手数料」「外国為替手数料」「円貨送金手数料(リフティングチャージ)」などが含まれます。これらの手数料は送金額とは別に準備する必要があります。

手数料は金融機関や送金方法によって異なるため、事前に比較することが賢明です。受取手数料と中継銀行手数料は送金額から差し引かれることがあるため、特定の金額を送る必要がある場合は、これらの手数料を考慮して送金する必要があります。

事前に用意するものは?

窓口での海外送金の場合

銀行窓口で送金手続きを行う場合、事前に以下の書類等を準備する必要があります。

  • 本人確認書類(運転免許証などの公的書類)
  • マイナンバーが確認できる書類(個人番号カードや通知カードなど)
  • 送金する資金または通帳(金融機関の場合は振替処理が原則のため、仕向金融機関の口座が必要)
  • 印鑑
  • 送金目的が確認できる書類

オンラインでの海外送金の場合

  • 受取人の情報
  • 銀行名
  • 支店名
  • 受取銀行の銀行コード(SWIFTコード
  • 銀行の所在地
  • 口座番号
  • 口座名義
  • 受取人住所

参考元:https://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=2429#100

おすすめの送金方法

送金方法は、速さや安さなど、重視する要素を基準に選ぶのがおすすめです。

速さと手数料の安さ重視の場合

資金移動業者(送金代行)は、送金完了までのスピードが速く、手数料が安価なため、人気な送金方法です。

高額送金時など、安全性重視の場合

安心して海外送金を行いたい場合、銀行窓口での送金が確実です。窓口で担当の方が一緒に手続きを行ってくれるため、安心して任せられるでしょう。

日本から韓国へ送金する際に発生する手数料

主要な銀行やオンライン送金サービスの送金手数料を比較してみました。

ゆうちょ銀行

窓口とゆうちょダイレクト(オンライン上のサービス)では送金手数料が大幅に異なります。

  • 3000円(ゆうちょダイレクトの場合)

参考元:https://www.jp-bank.japanpost.jp/ryokin/rkn_others.html

Curfex

初回手数料無料などのキャンペーンを活用してお得に送金しましょう。

  • 一律 送金額の1%

※送金は最低50,000円~

参考元:https://www.curfex.com/?lang=ja

Wise

送金金額によって送金手数料が変わるのでウェブサイトで確認しましょう。

  • 645円(50,000円送金時の場合)

参考元:https://wise.com/jp/send-money/

日本から韓国へ送金する際の着金までの時間

急ぎで送金をしたい場合などは特に、受取人の口座に着金するまでの速さは重要です。スピードは各サービス毎に異なるため、事前に確認が必要です。また、多くのサービスでは一概に「何日で送金が完了する」と明示していない場合が多いので、その点も注意が必要です。

  • ゆうちょ:最短2日~7日程度
  • Curfex::1営業日以内(銀行の当日扱いの締め切り時間など都合により最大2営業日かかることも)
  • Wise:当日~2営業日以内

参考元:

curfex.com/faq

faq.jp-bank.japanpost.jp/faq_detail.html?id=2612

wise.com/jp/blog/overseas-remittance-time

海外送金の注意点

海外送金の際には、様々な手数料が発生したり、方法が複雑なことが多いため注意が必要です。以下の点に注意しながら手続きを進めるとスムーズに送金できるでしょう。

  • 送金限度額:金融機関によって異なるため、事前に確認が必要。
  • 手数料:送金方法によって異なるため、比較検討が重要。
  • 送金時間:送金方法や金融機関によって異なるため、事前に確認が必要。
  • 送金目的の明確化:マネーロンダリング防止のため、送金目的を明確にする必要がある。
  • 送金先国の法律・規制:送金先国の法律や規制に違反しないよう注意が必要。

事前に情報を集め、適切な送金方法を選びましょう

日本から韓国への送金には様々な手段があります。最適な方法を選ぶには、まずはスピードやコストなど、ご自身が重視する点を明確にしてそれを基準に選ぶと良いでしょう。金融機関や送金サービスのウェブサイトには、手数料や送金にかかる時間を計算できる機能がある場合が多いので、送金前に一度確認して比較してみましょう。本記事で紹介した内容を参考に、是非ご自身のニーズに合った送金方法を探してみてください。

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